中国が東シナ海に防空識別圏設定

中国が東シナ海の広いエリアに防空識別圏を設定したとアナウンスしました。

(NHK)中国 尖閣上空などに防空識別圏設定
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131123/t10013283991000.html

(読売)中国、東シナ海防空識別圏尖閣上空を含む
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131123-OYT1T00469.htm


親日派の駐米大使(ケネディ)が赴任し、さらに韓日の対立に対してアメリカが日本寄りの姿勢を見せたことから、その牽制という意味合いも兼ねていますが、今後尖閣付近で中国の航空機が飛来した際に那覇のF-15がスクランブル発信した際に、その迎撃措置としてSu-27が対峙するということになりそうです。

すぐに戦端を開くということは考えられませんが、尖閣上空の制空権の争いは水面下で着々と進行中です。

現在のところ日本最大の泣き所は、那覇からの距離であり場合によっては小牧の空中給油機(KC-767)の前進配備や、築城の304飛行隊移動の早期化(現在は2015年度)、下地島の民間訓練用空港(滑走路が3000mある)の基地化など、対抗措置の加速化が必要となるでしょう。

なお、沖縄には軍備そのものに対するアレルギーが根強いのですが、現在の共産党政府には、日本的な一般常識は通用しません。

現在中国は国内向けには、日本が侵略のための軍備増強をしていると宣伝していますが、日本にその気がないことは国民もわかっています。

そして覇権を求めて太平洋へ進出を虎視眈々と狙っている中国に対する防波堤を日本が担っていることも世界は知っています。
正義を実行することに対して、恐れる事はないのです。