日本に本当の意味でプロと呼ばれる自転車選手はごくわずか。

ツール・ド・おきなわが終わって、多くの国内レーサーたちもシーズンオフに入ります。今年の沖縄も盛り上がったようで、そのうちJスポとかBSあたりできちんとした番組作ってくれないかな~なんて思ってしまいます。出場選手のテキストとかでもある程度わかるけど、やはり動画でトップの争いを見てみたいですね。

cyclist.sanspo.com

気になったのは「市民210Km」とはアマチュアの最高峰という位置づけという行(くだり)。なのに優勝者や上位入賞者はJプロツアー参戦しているメンバーなんですよね。
つまりコンチ登録以外のチームはアマチュアでしかないと(ヨーロッパではプロコンチ以上で初めてプロと呼ばれるそうで…)

国内のフルタイムレーサーって限りなく少ないし、人数構成が底辺が鬼のように広く上が極度に狭い二次元関数的な曲線を引いた歪な三角形、これが日本の自転車競技の現状なんですよね。

ヨーロッパ並みとはいいませんが、きちんと賞金が出る→食っていける選手が増えるって環境が育つようになるといいなぁ~と。

そのために微力ながら自分に何ができるか?

・裾野をもっと広げて、レースに限らずサイクリングがごく当たり前の光景になるようにすること。
Webなどで写真や文章をアップし、より身近に感じるな環境を作る。

・自転車にとって安全な環境を作ること。
道路管理者(自治体・国・県など)や警察に対して自転車の通行空間の確保や安全上の改善要望(要求)を文書で出していく等

・クルマ脳の人たちを一人でも減らすこと、そして自転車脳の人も減らすこと。
要はバランスです。鹿児島弁で言うとオイがオイが(俺が俺が=自分最優先)の気質を改善したい。自動車至上主義・自転車至上主義なんて偏食は身体に良くありませんね。

・自転車って楽しくかっこいい!と思わせること。
交通法規遵守(当たり前ですが)、自動車・歩行者とのコミュニケーションを図る等

・紳士であり真摯であること。
実はこれが一番難しい。

まずはできることから一つ一つ。