レオパレス問題は結果として行政の昼行灯が根っこにある

レオパレスの問題は日本的組織構造にあると論じた記事。

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レオパレスを例に出さなくても、賃貸住宅というカテゴリーは地域によってはすでに供給過剰(地方第2都市クラスではすでに飽和状態)。

もし空き家対策を含めて賃貸を増やそうというのであれば、老後の収入を願う老人を騙すのではなく、職場や商業地域・学校など住環境を整備…いわゆる地域を作る必要がある。

無論、外面だけのハリボテプレハブ作らせて毟るだけのアパート屋ではなく、自治体が本腰いれて都市計画を含めた街づくりしなくてはならない。
昭和後期みたいに勝手に人が増えるなんて甘っちょろいことを考えていたツケが現在になって重くのしかかっているところは多いと思う。

シムシティのように、簡単に土地利用は変更できないとは思うが、今こそ高齢化時代の到来も含めて計画的に都市計画(スクラップ・アンド・ビルド)をすすめていくべき時期に来ているのかもしれない。

JR九州の地方切り捨ては現在も進行中

JR九州 は上場以降、不採算部分の切り捨てを強化しており、帳簿上の数字は良くなっても、根幹となるサービスが大幅に低下している。
人員削減、地方切り捨て、地元にお金を落とさない豪華列車がいい例。

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JR九州JR北海道 との悲喜こもごもを紹介した記事が2年前に出たときに、赤字路線でも本数を減らさなかったからこそという内容だったが、今回は真逆の方針。

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まさかとは思うが、新幹線と九州北部路線、豪華列車だけでやっていけると思ってないだろうな。

世界最高齢サイクリスト、競技引退。

色んな意味で世界最高のサイクリスト。

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105歳でアワードレコードに挑戦するってのが凄い、しかも医者に止められてってのが…本人はまだやる気だったってわけだしw

昨年8月には世界ロードレース選手権の105歳以上部門で優勝を果たしたが、ここでもライバルはいなかった。

このクラスになると出走する事自体が競技のような気が…^^;

 

 

貴乃花は擁護する気にならん

ワイドショーネタは北朝鮮より相撲界のスキャンダルのほうが面白いようで相変わらず憶測の報道を延々と行って相撲協会叩きを繰り返している。
紛争があった際にワンサイドに立って、他方を叩きまくる電波資源の無駄遣いで数字が稼げると思っているのが滑稽でもある。

そもそもなぜ貴ノ岩が殴られたのか?
(暴力を肯定するわけではない)

格闘技系のグループに自分たちがその場に居合わせたとして、生意気な小僧に態度が悪いと説教した直後に「説教終了~」って目の前でLINE弄りだしたら、あなたはどう思うか?

そりゃキレますがな。

シチュエーション変えて、会社で重役の前で叱責された直後にその場でLINE弄りだしたらどう思うか?クビになりかねないですよね。

貴ノ岩が諸先輩を舐めきってる態度取ったから殴られたんですよ。
単なる暴力事件を都合よく相撲協会の派閥・権力闘争にすり替えたのは貴乃花

傷害事件が発生して、警察沙汰にしたのに報告せず相撲協会に隠蔽されるからなどと訳のわからん理論で引っ掻き回してる。

(説教の行き過ぎで)傷害事件が起こったのであれば、それは当然当事者は罰せられなければならない。だが、この小僧は会見その他コメントでにじみ出る「俺悪くねーもん」って思ってるわけで、貴乃花が表に出すと自分の思惑と違うこと言いかねないので隠した(マスゴミの餌食にされるのを守るという側面もあるだろうが)。

躾のレベルを超えれば暴力。
暴力は行ってはならないし、酒の席ではなおさら。

この一件で貴乃花に対する批判がテレビ・新聞から聞こえてこないのが本当に不思議。

救急搬送される側になったときの心構えは必要

すでに幾つかのまとめサイトで話題になっている救急搬送されたら暴言言われたという話。

togetter.com


途中のレスでタクシーでも…という話は救急車ではなく病院側ではないでしょうか?

基本的に救急搬送を受け付ける病院は、あくまでも第一次対応であり、その後の具体的な処置はかかりつけや別の専門医でというところが多いですし、当直がその患者の症状にすべて対応できるとは限らない事を覚悟したほうがよいです。

元々医師法では医療行為の定義と範囲を定めているだけであり、救急搬送先の「医師」がテレビに出てくるような救命救急のスペシャリストとは限らない場合もあります。
※特に初期救急(一次救急)は入院・手術を要しない対応で、ごく普通のお医者さんがそこまでの判断ができない(専門分野外・時間をかけて専門的な検査しないとわからない症例など)可能性は十二分に考えられます。

まぁこのへんは医者の品質が…という話ではなく、専門外でも免許持ってれば診られるという制度のほうが問題です。
まぁ症例によっては明確な線引ができない部分もあるので、一概に悪いかといえばそうでもないのが難しいところです。

自分が交通事故に遭い救急搬送された際に、受け付けた病院は脳外の専門で整形外科を持っていなかった(搬送時こちらもそれを知らなかったこともありますが…)、翌日手首の骨折疑いの状況で翌日3時間放置されてからようやく紹介状をもらうという状況でした。

当初頚椎のダメージも疑われたので脳外への搬送は誤りではありませんが、腫れ上がった手首を前に診断すらろくにやらない対応に当時かなり憤慨しました。

紹介先の病院もレントゲン読図で見事に見落とされ、自分の指摘で「あ、ここヒビ入ってる(骨折)ね」と言われ、その後のリハビリも具体的な計画や診察もなしで、理学療法士が治療計画を立てることもなく温熱療法だけで可動領域のストレッチや経過観察もろくにやらない素敵な病院をでした(笑)


結論:救急搬送される際は搬送先の病院が適切な対応を完璧にやってくれると思わないほうが良い。既往症やアレルギーほか症例判定の材料になりそうなものは、情報としてすべて提供すること。
そうすれば、適切なところに搬送してくれると思います。

希望の党に希望はない?

さてさて…希望の党は小池氏の知事としての投げ出し加減を見て、さらに民進党の議員を受け入れたことで大いなる失望が選挙の結果に表れているが、さらに内部がガタガタになりそうな予感。

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元々希望の党として、掲げた看板は自民の一部修正的なポリシーを掲げており、保守本道にかなり寄った立ち位置だったのだけど、民進党のこぼれ議員を受け入れた結果、選挙に通った後で見事な後出しジャンケンに振り回されている模様。

政策協定書は、安保法を違憲としてきた民進の出身議員に、容認を迫る「踏み絵」とされてきた。だが当選した民進出身議員は「集団的自衛権の行使を容認した違憲部分は認められない」と主張している。

元々合流する時に、政策協定書で安保や改憲容認に同意することが条件だったはずだけど、当選すればこっちのものとばかりに、文句をいう。

民進党(民主)の乗っ取りにほかならない気がする。

 

 

警察の点数稼ぎと見せしめに失敗したとしか思えない

被害者が加害者として処分されたケース。

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これって"「有償で」不正にカードを譲り渡した"ことになるのか?

融資をするとの話に情弱の人がカードを騙されて提供、その口座が特殊詐欺に使われたら、犯罪収益移転防止法に抵触ってどう考えてもおかしい気がするんだが。

この人は、『金銭と引き換えに(有償で)カードを譲り渡した』わけではなく、融資の手続き上必要と言われてカードを渡しただけなんだが。

起訴理由になった犯罪収益移転防止法に定食するとは到底思えない。
※この法律が金融機関に対して口座が犯罪に使われることを防止するために通報や行動を促す法律であり、一般個人を対象としたものではない(カードを騙し取られた人が該当する行為を業としていないため、第二条38項の特定事業者に該当しない)。

参考:

犯罪による収益の移転防止に関する法律

見せしめとして、アピールするにはちょっと疑問符つけざるを得ないケース。